pythonでGUIを記述すると、驚くほど簡単に、そして短く機能を実装することができる。 欠点は、pythonでコードを書くと、pythonの世界でしか通用しなくなること。 それでもpython/pygtkは多くの環境でインストール時から使えることが多く、有利である。 コンパイラがなくても、pygtkのスクリプトをコピペして動かせる環境が世の中には結構あるのだ。 (例えば、devパッケージがインストールされていないUbuntuなどはそうなるのではないだろうか。)
まずはチュートリアルから
http://www.pygtk.org/pygtk2tutorial/index.html
pygtkだけで 画像変換をする
pygtkだけ でスクリーンショットをとる
pygtkは他のコマンドのGUIラッパーとして使うこともできるが、それでも スクリーンショットをとるコマンドのGUIラッパーとして使うのは名折れである。 pygtk単独でスクリーンショットをとることができる。
import pygtk import gtk root = gtk.gdk.get_default_root_window() (x, y, w, h, d) = root.get_geometry() pixbuf = gtk.gdk.Pixbuf(gtk.gdk.COLORSPACE_RGB, False, 8, w, h) pixbuf.get_from_drawable(root, gtk.gdk.colormap_get_system(), 0, 0, 0, 0, w, h) pixbuf.save ("screenshot.png", "png")
Pythonなら、さらにこの画像ファイルを添付したメールを送ることも簡単にできるはず。
pynotifyで通知を画面に出す
pynotifyを使うと、通知のポップアップウィンドウを画面に出すことができる。デフォルトでは3秒ほどで消える。
import pynotify pynotify.init( "Title" ) n = pynotify.Notification("Title", "test", "dialog-warning") n.show()